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ラグビーワールドカップ・ウィークリー 第12号

ウォームアップマッチから代表スコッド発表、チケット情報まで、開幕に向けてあらゆる動きが加速中です。

いよいよ、イングランドがアメリカと対戦する今夏最大の注目イベント、RWC 2025開幕戦(8月22日、サンダーランドのスタジアム・オブ・ライト)まで、あと1か月と少しとなりました。ここでは、大会ムードを盛り上げる最新ニュース&トピックをまとめてお届けします。

1. Anne-Marieが開幕戦のステージに登場

大ニュースです。数々のヒット曲「2002」「Friends」「Rockabye」などで知られるミュージシャン、Anne-Marieが、イングランド対アメリカの開幕戦前にパフォーマンスを行うことが発表されました。

複数回BRITアワードにノミネートされたAnne-Marieの参加により、すでに盛り上がりを見せていた開幕日が、さらに華やかに彩られることは間違いありません。

Anne-Marieは次のようにコメントしています。

O2提供のオープニング・ショーでパフォーマンスできることが本当に楽しみです。女子スポーツにとって、この大きな瞬間に関われることを誇りに思います。今では私にも娘がいるので、次世代に『何だってできる』と伝える意義は、よりいっそう大きくなりました。サンダーランドの盛り上がりはすごいことになるでしょうし、私もその一員になれるのが待ちきれません。」

2. 開幕戦のレフリーはAimee Barrett-Theronに決定

スタジアム・オブ・ライトで行われる開幕戦を担当するのは、南アフリカのAimee Barrett-Theronです。彼女は、2017年大会でも開幕戦のレフリーを務めた実績があります。

今回の試合では、ニュージーランドのNatarsha GanleyとポルトガルのMaria Heitorがアシスタントレフリーを務めます。Barrett-Theronは、選手たちのプレーを冷静にコントロールできるスキルにより、トップレベルのレフリーとして高く評価されています。

昨年のU20シックス・ネーションズで、ウェールズとイングランドの両キャプテンに対して「怒ってはいません。ただ、とても残念です」と語ったあの有名な場面を覚えている方も多いのではないでしょうか。

選手との名場面集はこちらからご覧ください。

3. Sara Coxが史上初の「テストマッチ50試合」へ。5度目のワールドカップに挑む

Barrett-Theronの発表に続き、ワールドラグビーからは、RWC 2025プールステージ全24試合のレフリー陣が発表されました。その中には、Sara Coxの名前もありました。

Coxは、9月7日に行われる日本対スペイン戦でホイッスルを吹く予定で、これにより女子として初めて「テストマッチ50試合担当」という快挙を達成することになります。

驚くべきことに、今回が彼女にとって5度目のラグビーワールドカップです。自身の地元エクセターで家族に見守られながら仕事を披露できることについて、彼女は感極まった様子でこう語りました。

「家族のそばで仕事ができる機会は、今までほとんどありませんでした。とても深く、感情的な意味を持つ出来事です。母に『これが私の仕事よ』と伝えられるのが嬉しいです。」

4. Emily Robinsonの「ブライトン&ホヴ観光ガイド」公開中

Coxがエクセターで友人にツアーガイドできるなら、エミリー・ロビンソンは、自身の故郷ブライトン&ホヴの魅力をたっぷり語ってくれます。

ワールドラグビーのRWC 2025開催地ガイド最新号では、Robinsonが試合前の食事、試合後の過ごし方など、お気に入りのスポットを紹介しています。

詳しくはこちらからどうぞ。

ブライトンスタジアム総合写真 RWC 2025

5. ブライトンの住民10名が試合チケットを獲得

ブライトンでは、プールステージでも屈指の注目カードが2試合行われます。それを記念して、ブライトン&ホヴ市議会は「ふさわしい受賞者を探す」キャンペーンを実施したうえで、10組20名にチケットをプレゼントしました。

当選者のひとりであるMolly Fieldさんは、Moulsecoomb Forest Garden and Wildlife Projectという小規模な地域支援団体で活動しているボランティアです。学習障害を持つ人々を支援するこの団体の活動を通じて、彼女は9月7日のニュージーランド対アイルランド戦を観戦できることになりました。

「私の活動が価値あるものだと認識されるのはとても嬉しいです。それによって、自分の仕事がいかに意味あるものかを再確認できました。アイルランド対ニュージーランド戦が本当に楽しみです。」

また、市議会は市内をRWC 2025仕様に装飾するよう呼びかけを行っており、テーマはレッドローズズの“かぎ針編み”への愛です。

なお、チケット抽選に外れた方も、こちらから購入可能です。

6. アメリカ代表、最終スコッド発表間近

アメリカ女子代表(Women’s Eagles)は、#RWC2025に向けた準備を加速させており、最終メンバー32名の発表が木曜日に予定されています。

今週末には、40人の広域スコッドがメリーランド州のマウント・セント・メアリーズ大学に集合。チーム内での「スターズ対ストライプス」戦が行われました。

最終スコッドに名前を連ねる選手たちは、RWC 2021での準々決勝敗退(対カナダ)の雪辱を果たすべく挑むことになります。

7. カナダ代表のSophie de Goedeが復帰

Sophie de Goedeは、RWC 2021準々決勝でアメリカ相手に10得点を記録し、カナダの勝利に貢献した選手です。

サラセンズ所属のde Goedeは、ACL(前十字靭帯)の負傷により1年以上離脱していましたが、今週土曜日、ついに国際舞台に復帰。RWC 2025に間に合いました。

彼女はネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムで行われた南アフリカ戦に後半22分間出場し、カナダは335で勝利。今回のツアー2勝目を飾りました。

8. 「Ilona Maherは親友になれそう!」

RWC 2025の代表入りを目指す選手のひとり、Ilona Maher。最新の#RWCPod25で、Anne Onwusiriが彼女の活動について語っています。

Maherは、ラグビーの認知拡大だけでなく、ボディポジティブや自信を持つことの大切さを伝える活動でも知られています。

Onwusiriはこう語りました。

「彼女が私のことを知っていたら、絶対に親友になってたと思う!」

RWC 2025公式ポッドキャストのフルエピソードは、YouTubeでご覧いただけます。

9. 「ラス・レオンシータス」U18欧州セブンズ優勝

15人制ラグビーの強化において、セブンズの育成力は重要です。その意味でも、スペインにとって未来は明るいと言えるでしょう。

今週末行われたRugby Europe U18女子セブンズトーナメントで、スペイン代表「ラス・レオンシータス(Las Leoncitas)」が優勝を果たしました。決勝ではフランスに28対17で勝利しました。

スペイン女子代表は、次代を担う若手たちの台頭を受けて、RWC 2025での好成績を目指します。

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