Harriet Millar-Millsは、ラグビーワールドカップで活躍するために必要なものを知っている人物です。2017年のファイナリストである彼女は、世界最高峰の舞台でファンを笑顔にするために大切なことも熟知しています。
今回は、彼女が育った街マンチェスターをご案内します。この街では、スコットランドとウェールズの試合が2回ずつ、さらに世界ランキング2位のカナダと強豪オーストラリア、フィジー、サモアの試合が行われます。
どうぞお楽しみください。
RWC 2025にふさわしい開催地:
サルフォード・コミュニティ・スタジアム(Salford Community Stadium)は、イングランド北西部のラグビー文化を体現する舞台です。多くの人々、特に子どもたちにラグビーの魅力を届ける場所となっています。
試合前の過ごし方:
トラムに乗れば、アルトリンチャム(Altrincham)、セール(Sale)、ディズベリー(Didsbury)といった郊外へ簡単にアクセスできます。どのエリアにも美味しい食事、コーヒー、ショップが揃っています。
市内には、フレイト・アイランド(Freight Island)という、食とエンターテインメントのハブもあります。
また、トラフォード・センター(Trafford Centre)もおすすめです。スタジアムへのパーク・アンド・ライドの利用も可能です。
試合後の楽しみ方:
このラグビーワールドカップは、イングランド北西部における女子ラグビーの普及を促進するとともに、マンチェスターという素晴らしい街を世界に発信する機会となります。
試合後に訪れたいスポットとしては、ボックス・ディーンズゲート(The Box Deansgate)、パーク・モントン(The Park Monton)、そして20軒以上のバーやレストランが並ぶプリントワークス(Printworks)地区がおすすめです。
RWC 2025を観戦できる場所:
ボックス・ディーンズゲート(The Box Deansgate)は良い選択肢ですが、地元のラグビークラブも素晴らしいです。
たとえば、マンチェスター・ラグビークラブ(Manchester Rugby Club)、エクルズ・ラグビークラブ(Eccles Rugby Club)、チェスター・ラグビークラブ(Chester Rugby Club)、ストックポート・ラグビークラブ(Stockport Rugby Club)、セール(Sale)などを訪れてみてください。
初めてマンチェスターを訪れる方へのアドバイス:
セントラル・マンチェスター、ノーザン・クォーター(Northern Quarter)、アンコーツ(Ancoats)は必見です。ブティックショップ、ストリートアート、美味しいコーヒーやブランチのお店、バーが充実しています。
また、キャッスルフィールド(Castlefield)では屋外イベントも多く開催されていますし、多くの博物館もあります。コープ・ライブ(Co-op Live)や、サルフォード・キーズ(Salford Quays)とメディアシティUK(MediaCityUK)にもぜひ足を運んでみてください。
RWC 2025がマンチェスターにもたらす影響:
私は12歳までマンチェスター・ラグビークラブでプレーしていましたが、それ以降は北西部中を移動しながらジュニアラグビーに取り組まなければなりませんでした。現在では、地元クラブやRFU(イングランドラグビー協会)の尽力により、複数の女子チームが存在しています。
女子ラグビーにおいて、これまでトップリーグで競うチームは少なかったのですが、セール(シャークス)が地域コミュニティと女子ラグビーに多大な投資をしてきたおかげで、今後数年間でPWRの南部の強豪チームと対等に渡り合えるようになることを期待しています。