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ワールドカップ・ウィークリー 第16号

ラグビーワールドカップ2025、いよいよ来週開幕!全チーム、コーチ、そしてファンが、この大会に向けて準備を進めるなか、大会直前の主なニュースをまとめました。

1. 開幕戦のホイッスルが辿る長い道のり

5度の世界記録保持者で、チャイルド・ファンド・ラグビー大使でもあるLexi Chambersが、ラグビーワールドカップ2025開幕戦のホイッスルを届けるために、新たな世界記録に挑戦します。

Chambersは、スポーツ用ではない車椅子を使い、10日間で10本のウルトラマラソン分にあたる総距離322マイル(約518キロ)を走破予定。出発はロンドン郊外トゥイッケナムのアリアンツ・スタジアム(Allianz Stadium)で、ゴールはサンダーランドのスタジアム・オブ・ライト (Stadium of Light) です。

「女子ラグビーの大ファンとして、この大会の開幕戦でホイッスルを届ける機会をもらえるなんて圧倒される思いです。これ以上の名誉はありません」とChambersは語っています。

詳細の記事はこちら(英文)

2. 開催国イングランドの舞台裏

イングランド代表は、O2のミニドキュメンタリー「Inside Line」で、#RWC2025 に向けた準備の様子を公開中です。

先週配信されたエピソードでは、スペインとのウォームアップマッチの内容が更新され、5大会連続W杯出場のEmily Scarrattのインタビューや、プロップのHannah Bottermanによるディスコ風スライディング、さらにはMaddie FeaunatiとLilli Ives Campionによるカープールカラオケの様子も収録されています!

3. Emma WassellのW杯日記

大会期間中、複数の選手が自身の歩みや大会での経験を綴る連載を予定。

第1回はスコットランドのロック、Emma Wassell。彼女は胸部にできた良性腫瘍の摘出手術(胸骨切開)から復帰し、先月末のイタリア戦で久々のテストマッチに出場しました。

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Wassellは今大会でスコットランドが掴むチャンスや、ウェールズとのライバル関係の高まりについて語っています。

こちらより詳細を確認できます(英文)。

4. RugbyPassが発表!女子ラグビー世界トップ50選手

RugbyPassが、現役選手の中から世界最高の50人を独自に選出。
こうしたランキングは常に議論を呼びますが、あなたが選ぶ選手はいましたでしょうか?

RugbyPassの発表選手 

5. Ellie Kildunne、ついに復帰

Ellie Kildunneが、土曜のフランス戦で待望の復帰を果たしました。

女子ラグビー界の年間最優秀選手であるKildunneは、同じ相手とのシックスネーションズ最終戦(グランドスラム決定戦)を欠場しましたが、今回の試合ではブランクを感じさせないプレーを披露。

イングランドが40-6でライバル・フランスに快勝した試合で、存在感を再び示しました。ホームW杯制覇を狙うレッドローズズにとって、頼もしい戦力が戻ってきました。

6. エクセターが「Party at the Park」で開幕戦を祝福

エクセターは、8月23日(土)に行われる大会初戦を「Party at the Park」で盛大に祝います。

この日、サンディパーク(Sandy Park)ではフランス対フィジー戦が行われますが、試合以外にも会場にてBBC Radio 1で人気DJのRickieとMelvinや、元JLSのMarvin HumesのDJセットが予定されています。

観戦チケットはこちらより購入可能です

7. Rhona Lloydが「Strong Bodies, Strong Minds」キャンペーンに参加

ラグビーワールドカップ2025は、女性や少女のスポーツにおけるボディ・コンフィデンス向上を目的とした「Strong Bodies, Strong Minds」キャンペーンを開始しました。

イギリスでは、小学校卒業後にスポーツから離れる女子が100万人に上ると言われ、その大きな要因の一つが体型や外見に関する自信の欠如です。キャンペーンは、ラグビーにおける多様で力強い身体の魅力を発信していきます。

スコットランド代表のRhona Lloydはアンバサダーとして参加し、こう語ります。「私はフィジカルなスポーツをしています。筋肉をつけることを受け入れるためのメンタル的な壁を越える必要があります。

『強くあること』はカッコいい。私は、自分が子どもの頃に欲しかったようなロールモデルになりたいです。」 

8. 選手スポットライト:Raquel Kochhann

ブラジルラグビー界のレジェンド、Raquel Kochhann。セブンズと15人制の両方で代表経験があり、乳がんとの闘いを経て今年のW杯出場を果たします。

両側乳房予防切除手術を受けた後も、彼女は前向きなメンタルで回復を遂げ、競技の頂点に返り咲きました。

「プレーできなくても体を動かすことが回復に良いと言われたので、どんなに治療で体がきつくても信じ続けました。
5回チェストプレスができれば勝ち。パスを10本と言われたら、その10本を全力でやりました。」

ブラジルは8月23日に南アフリカとの初戦を迎えます。Kochhannには大きな声援が送られることでしょう。

9. チームスポットライト:アメリカ

アメリカ代表は、#RWC2025 に向け、強豪とのテストマッチで腕を磨いてきました。

日本や世界ランク2位のカナダに惜敗しつつも、フィジーには勝利を収め、勢いをつけています。

今大会ではイングランド、オーストラリア、サモアといった強敵と同組になりますが、準々決勝進出、そしてタイトル獲得を目指して臨みます。

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