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ラグビー解説:セカンドローとは?

フォワード群の“エンジンルーム”に値するセカンドローについて、その役割や求められる要素、そしてトップ選手たちの特徴を見ていきましょう。

セカンドローとは?

各フォワードパックには、ロックとも呼ばれる2人のセカンドローがいます。選手たちはスクラムをしっかりと固定し、スクラムに安定性とパワーを与える役割を担います。また、ラインアウト時にはフッカーがスローする際のボールのレシーバーともなります。

そのため、セカンドローにはフィジカルの強さ、パワー、そして高身長が求められます。セカンドローはチームのスクラムに必要な安定感を提供します。

どこに並ぶ?

その名の通り、ロックはスクラムのセカンドローを形成し、フロントローの後方、フランカーの前方に位置し、その背後にナンバー8が付きます。

ラインアウトが形成される際には、ボールが投げられる位置に合わせて配置されます。味方ボールの場合はボールを受け取る準備をし、守備側の場合は空中でボールを競り合うために持ち上げられます。

背番号は?

伝統的に、2人のセカンドローはスクラムの左右の位置に応じて「4」番と「5」番のジャージを着用します。

優れたセカンドローになるために必要な資質:

セカンドローにとって、パワー、アグレッシブさ、そして高さは欠かせない要素です。

ラインアウトでジャンプする選手は、ボールを確保するための大きく柔らかい手も必要です。他のフォワードと同様に、目立たないハードワークを厭わない姿勢も必須です。

Madoussou Fall-Raclot 2025

RWC 2025で注目すべきセカンドローは?

Madoussou Fall-Raclot(2025年イタリア戦でのプレー写真)は、フランス代表のワールドカップスコッドで最も背の高い選手で、その高さを活かして相手を圧倒します。元バスケットボール選手であり、ピッチ全体で繋げ役として機能する優れたハンドリングも持っています。

前回優勝者であるニュージーランドは、ロックの層が非常に厚いチームです。Maia Roosは、2023年に史上最年少となる21歳でブラックファーンズのキャプテンに任命され、その年齢を超えた成熟したプレーを見せています。

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