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パシフィック・ネーションズカップ2025 チームガイド: アメリカ

PNC2025に挑むアメリカ代表について知っておくべきこと。

PNCの歴史

大会出場数: 5
最高成績: 準優勝(2014年)
1試合最多得点: 47点(2019年 カナダ戦 47-19)
最大差勝利: 28点(同上)
ご存知でしたか?202411月のポルトガル、トンガ、スペインとの3連勝は、アメリカ代表が3試合連続でテストマッチに勝利した初めてのケースで、2019年以来の快挙でした。
 

ユニフォームカラー: 白/青/赤

愛称: Men’s Eagles(メンズ・イーグルス)

現在のチーム状況

ワールドランキング: 16

直近の戦績: 勝・勝・勝・敗・敗

PNCプール戦スケジュール

822: カナダ v アメリカマクマーン・スタジアム(カルガリー)

96: アメリカ v 日本ハート・ヘルス・パーク(サクラメント/カリフォルニア州)

ヘッドコーチ: Scott Lawrence

元ナンバーエイトのLawrenceは、20235月にGary Goldがフランス大会出場権を逃して辞任した後、暫定HCに就任。20241月に正式に任命されました。

彼は「Moonshot 2031」計画の設計者でもあり、これは母国開催となる2031年ワールドカップでアメリカを準々決勝に導くという野心的プロジェクトで、その名や段階的アプローチは宇宙開発競争(ムーンショット)に着想を得ています。PNC2025は、その大きな挑戦に向けた「小さな一歩」と位置付けられています。

概要

初戦の相手カナダと同様、アメリカのラグビー界の注目はイングランドで行われる女子ワールドカップに集まります。

その一方で、男子代表はフランス大会の出場権を逃した悔しさを胸に、2027年オーストラリア大会への切符を目指して着実に歩みを進めます。202411月の快進撃、そして7月のイングランド戦での善戦は、昨年PNC4位だったチームにとって大きな自信となっています。

注目選手: AJ MacGinty

35歳のスタンドオフ、AJ MacGinty(ブリストル所属/40キャップ、W2大会出場)は、Lawrence ヘッドコーチが「世代を代表する才能」と評する選手です。ただし、2年後のオーストラリア大会に出場する可能性は低いため、チームは後継者探しを急いでいます。現在はChicago HoundsChristopher Hilsenbeckやフランス・シャルトル所属のTom Pittman、そしてLuke Cartyらが候補に挙がっています。

レジェンド: Kort Schubert

アメリカの先駆的存在であるバックロー。大学卒業後に直接プロへ進んだ初の米国人選手で、2003/04にノーサンプトン・セインツ、20042006年にカーディフでプレー。20002008年にかけて49キャップを獲得し、2003年ワールドカップに出場。18試合でキャプテンを務めました。

ワイドスコッド

Lawrenceヘッドコーチは経験と若手をバランス良く起用。イタリア代表経験を持つCTB Tommaso Boni、サモア代表経験のあるプロップのEzekiel Lindenmuth、ドイツ代表経験のスタンドオフであるChristopher Hilsenbeck、スコットランド代表経験のウィングの Rufus McLeanらが加わり、多国籍色の強い布陣となりました。

また、フランスで活躍するロックの Nafi Ma’afu(今季ビアリッツから昇格クラブのモントーバンへ移籍)がシニア代表デビューを果たす可能性大。さらにAlec McDonnellMaliu NiuafeRick RoseLance Williams4人も初キャップが期待されています。

一方、Jamason Fa’anana-SchultzSam GollaRenger van Eerten(仏ProD2・プロヴァンス移籍)は不在です。

フォワード

Makeen Alikhan, Benjamin Bonasso (captain), Jason Damm, Cory Daniel, Pono Davis, Kaleb Geiger, Viliami Helu, Jack Iscaro, Shilo Klein, Tonga Kofe, Ezekiel Lindenmuth, Nafi Ma’afu, Alec McDonnell, Tevita Naqali, Maliu Niuafe, Kapeli Pifeleti, Christian Poidevin, Payton Telea-Ilalio, Marno Redelinghuys, Rick Rose, Paddy Ryan, Jake Turnbull, Lance Williams

バックス

Nate Augspurger, Dominic Besag, Tommaso Boni, Noah Brown, Ruben de Haas, Toby Fricker, Lauina Futi, Chris Hilsenback, Tavite Lopeti, AJ MacGinty, Rufus McLean, Ethan McVeigh, Tom Pittman, JP Smith, Erich Storti, Mitch Wilson

彼らの言葉

「今年の大会が北米で開催されることに感謝しています。チームの成長を見届け、9月に母国で良いパフォーマンスを披露することを楽しみにしています」– Scott Lawrence ヘッドコーチ

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