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アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2025 第3節プレビュー

サモア対フィジー、アメリカ対日本が行われるプール最終節第3ラウンドでは、男子ラグビーワールドカップ2027の出場権も懸かっています。

今週は試合がないカナダとトンガも、ロトルアとカリフォルニアで繰り広げられる試合結果に注目しています。

もし望み通りの結果になれば、両チームとも男子ラグビーワールドカップ2027の出場権を獲得し、来週末のコロラド州デンバーでのパシフィックネーションズカップ準決勝を迎えることになります。

一方で、アメリカとサモアは、自らが試合に臨み、ランキングを揺るがす番狂わせを狙いながら、オーストラリア大会への切符を掴みにいきます。

サモア対フィジー

会場: ロトルア・インターナショナルスタジアム(ロトルア)
レフェリー: 滑川剛人(日本)
アシスタントレフェリー: Angus Mabey(ニュージーランド)、古瀬健樹(日本)

TMO: Richard Kelly(ニュージーランド)

プールA最終戦に臨むサモアの条件は単純です。勝つだけでは足りません。トンガを上回り、デンバーでの準決勝進出と1991年以来続くワールドカップ連続出場を確実にするためには、勝ち点5を獲得する必要があります。

仮に敗れても希望は残ります。翌週に行われる5位決定戦(プールB最下位との対戦)に勝てば、オーストラリアへの切符を手にできます。敗れた場合は、スダメリカーノ2025の準優勝チームとのホーム&アウェイのプレーオフに回ります。現在、ウルグアイがチリとの初戦に勝っており、今週末にモンテビデオで第2戦が行われます。勝者がワールドカップ出場を決め、敗者は11月にドバイで開催される最終予選に回ります。

いずれにせよサモアにはチャンスがありますが、最短で切符を確保したいところです。

対する大会王者フィジーに、タイトルを譲るつもりはありません。前節トンガに4トライを奪って勝利した勢いをさらに加速させようとしています。Mick Byrneヘッドコーチは前節後、「ブレイクダウンやキャリーが少し緩かった。次戦ではその改善に努め、より良い姿を見せたい」と語っています。

試合登録メンバー

サモア代表(1-15): 1 Aki Seiuli、2 Pita Anae Ah-Sue、3 Michael Alaalatoa(キャプテン)、4 Ben Nee-Nee、5 Michael Curry、6 Taleni Seu、7 Alamanda Motuga、8 Iakopo Petelo-Mapu、9 Joel Lam、10 Rodney Iona、11 Tuna Tuitama、12 Henry Taefu、13 Melani Nanai、14 Elisapeta Alofipo、15 Lolagi Visinia
リザーブ: 16 Luteru Tolai、17 Jarred Adams、18 Bradley Amituanai、19 Olajuwon Noa、20 Malaesaili Elato、21 Connor Tupai、22 AJ Alatimu、23 Tomasi Alosio

フィジー代表: 1 Haereiti Hetet、2 Tevita Ikanivere(キャプテン)、3 Samu Tawake、4 Isoa Nasilasila、5 Temo Mayanavanua、6 Etonia Waqa、7 Kitione Salawa、8 Elia Canakaivata、9 Simione Kuruvoli、10 Caleb Muntz、11 Ponipate Loganimasi、12 Seta Tamanivalu、13 Tuidraki Samusamuvodre、14 Kalaveti Ravouvou、15 Isaiah Armstrong-Ravula
リザーブ: 16 Zuriel Togiatama、17 Meli Tuni、18 Mesake Doge、19 Mesake Vocevoce、20 Motikiai Murray、21 Philip Baselala、22 Kemueli Valetini、23 Taniela Rakuro

アメリカ対日本

会場: ハート・ヘルス・パーク(サクラメント、カリフォルニア)
レフェリー: Craig Evans(ウェールズ)
アシスタントレフェリー: Damian Schneider(アルゼンチン)、Robin Kaluzniak(カナダ)

TMO: Tual Trainini(フランス)

第1節でカナダに敗れたアメリカは、ワールドカップ2023出場を逃した時と同じような立場にあります。プールBでカナダと日本が勝ち点5で並ぶ中、準決勝に進むには日本を相手に大勝し、なおかつ日本にボーナスポイントを与えないことが条件です。さもなければ、プールA最下位との5位決定戦に回ります。

アメリカは、キャプテンを務めていたBenjamin Bonassoが欠場し、代わってJason Dammがチームを率います。Paddy RyanとLuke Cartyが今季初合流、Ruben de Haasがスクラムハーフの先発に復帰します。

一方、日本のエディー・ジョーンズHCは、今年のブレイブブロッサムズの目標を「昨年(2024年)の準優勝を超えること」と明言。前節仙台でカナダに57-15の大勝を収めた勢いに満ちています。前半は17-10の僅差リードにとどまりましたが、後半に6トライを畳みかけて突き放しました。ジョーンズHCは「初戦の硬さが出ただけだ」と語り、決戦の今節ではより立ち上がりから集中した試合を求めています。

試合登録メンバー

アメリカ代表(1-15): 1 Ezekiel Lindenmuth、2 Kapeli Pifeleti、3 Kaleb Geiger、4 Marno Redelinghuys、5 Jason Damm(キャプテン)、6 Paddy Ryan、7 Christian Poidevin、8 Makeen Alikhan、9 Ruben de Haas、10 Christopher Hilsenbeck、11 Toby Fricker、12 Tavite Lopeti、13 Dominic Besag、14 Rufus McLean、15 Erich Storti
リザーブ: 16 Shilo Klein、17 Payton Telea、18 Kullen Davis、19 Tevita Naqali、20 Vili Helu、21 Ethan McVeigh、22 Luke Carty、23 Mitch Wilson

日本代表: 1 小林 賢太 2 江良颯、3 竹内柊平、4 ワイサケ・ララトゥブア、5 ワーナー・ディアンズ(キャプテン)、6 ベン・ガンター、7 下川甲嗣、8 ファカタヴァ・アマト、9 福田健太、10 李承信、11 長田智希、12 チャーリー・ローレンス、13 ディラン・ライリー、14 石田吉平、15 サム・グリーン
リザーブ: 16 佐藤健次、17 木村星南、18 為房慶次朗、19 奥井章仁、20 マキシ・ファウラ、21 藤原忍、22 廣瀬雄也、23 木田晴斗

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