男子ラグビーワールドカップ2027はグローバルキャンペーン「Go All Out （全力を尽くせ）」を開始し、ラグビーの伝統や世界的な結束、そして史上最大のラグビー大会開催に向けた原動力となるオーストラリアの情熱を大胆に称えます。
公式抽選会を前に、国際的な熱狂を煽るデザイン、「Go All Out （全力を尽くせ）」は、持てる全てを捧げよ、という一つのシンプルな決起の合言葉を発信します。栄光を追う選手であれ、運命を駆り立てるコーチであれ、スタンドで声を枯らすファンであれ、2027年のラグビー最大の舞台へ向かう道程において、誰もが重要な役割を果たすことになります。
キャンペーンの中心となるのは、ファンが製作した車両の隊列がウェッブ・エリス杯を求めてオーストラリアのアウトバックを疾走する、ハイテンションな60秒映像です。各車両は世界各国のラグビー協会と共同で製作された壮大な作品です。豪州流ユーモアをふんだんに盛り込み、機械仕掛けのワラビー、巨大スプリングボックトラック、舞い上がるウェールズドラゴンなどが登場するシネマチックな動画をファンに届けます。真のラグビーファンだけが理解できる内輪ネタも満載です。
この動画の目玉は、伝説のライバルであるジョニー・ウィルキンソンとジョージ・グレガンが再会し、男子ラグビーワールドカップ2003決勝の象徴的な対決をオーストラリアの地で再現する場面です。ラグビーファンは、ワラビーズのスター選手、ジョセフ・スアアリイ、マックス・ヨルゲンセン、ロブ・バレティニのカメオ出演も見逃せません。彼らはラグビーワールドカップ2027を象徴する熱狂的な雰囲気を強調しています。このキャンペーンは、放送局や‘デジタル、そしてソーシャルメディアで展開され、ラグビーファンやにわかファンたちに、オーストラリアで起こるこの地殻変動的な瞬間に加わるよう呼びかけます。
男子ラグビーワールドカップオーストラリア2027のクリス・スタンレー最高経営責任者は次のように述べました。「このキャンペーンは、ラグビーワールドカップが真に意味する精神や情熱、そしてその規模を捉えています。世界中の隅々からファンが集い、私たちが愛する競技を祝い、その熱気は想像を上回るものでしょう。オーストラリアは史上最大のラグビーワールドカップ開催の準備が整っており、とにかく『全力で挑む』ため、皆さんをお迎えします。」
元ワラビーズ選手でラグビーワールドカップ優勝経験者のジョージ・グレガンは次のように語りました。「私はラグビーワールドカップ決勝で、優れたキックを持つ一人のイギリス人の才能を目の当たりにしました。それがこの大会の喜びであり苦しみです。その一瞬が何十年経っても忘れられないのです。今、男子ラグビーワールドカップ2027がオーストラリアに戻ってきます。それは非常に大きな意味を持ちます。選手たちは単なるトロフィーのために戦うのではありません。チームのため、家族のため、ファンのため、そして祖国のために戦うのです。自国開催のラグビーワールドカップこそが、国民が見守る中で伝説がリアルタイムで生まれる舞台です。今回は最後のキックを金色のユニフォームの選手が蹴ることを願ってやみません。そして断言します。君たちはこの瞬間を見逃したくないはずです。」
12月3日のプール組分け抽選会
男子ラグビーワールドカップ2027の抽選会は、オーストラリア国内ではStan Sport、9Gem、9Nowで 生中継され、世界的には RugbyPass TVおよびWorld Rugby YouTube で12月3日（水）20:00 AEDT（GMT+11）より配信されます。
抽選会のプレゼンターは以下の通り：
- ブレット・ロビンソン – ワールドラグビー会長、元オーストラリア代表
- ダン・カーター – オールブラックスの象徴、ラグビーワールドカップ2度の優勝者
- ジェームズ・スリッパー – 元ワラビーズ主将、オーストラリア代表最多出場選手
- アリシア・ルーカス – オリンピック金メダリスト、元オーストラリア代表セブンズスター
ランキングに基づく確定バンドは以下の通り:
- バンド1：南アフリカ、ニュージーランド、イングランド、アイルランド、フランス、アルゼンチン
- バンド2：オーストラリア、フィジー、スコットランド、イタリア、ウェールズ、日本
- バンド3：ジョージア、ウルグアイ、スペイン、アメリカ、チリ、トンガ
- バンド4：サモア、ポルトガル、ルーマニア、香港中国、ジンバブエ、カナダ
チケットは２月18日に販売開始
ラグビーファンは、2026年2月18日（土）12:00 AEDT（オーストラリア東部夏時間）から始まる2週間の先行販売期間中に、男子ラグビーワールドカップ2027のチケットを確保する機会を得られます。先行販売に参加するには、2026年2月17日（金）12:00 AEDT（GMT+11）までにチケット購入用アカウントを作成する必要があります。
先行販売でのチケット購入方法やチケット確保に関する詳細情報については、rugbyworldcup.com/2027をご覧ください。
