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熱戦続きの開幕週末を経て、ネーションズチャンピオンシップとネーションズカップが第2節へ

新たに始まったネーションズチャンピオンシップが興奮に満ちたスタートを切った後、今週末の第2節でも、さらに多くの注目カードが組まれています。

男子ラグビーワールドカップ2027に出場する全24チームが、7月11日(土)に試合を行います。

ザ・ラグビーチャンピオンシップと男子シックスネーションズの参加チームに、日本とフィジーを加えたネーションズチャンピオンシップでは、テストマッチ6試合が立て続けに行われます。ウェリントンで行われるニュージーランド対イタリアで試合満載の一日が始まり、そこから約8,500マイル離れたサンフアンでのアルゼンチン対ウェールズで締めくくられます。

オーストラリア2027へ向かう残りのチームは、北米と南米で開催されるワールドラグビー・ネーションズカップで対戦し、エドモントンとビニャ・デル・マールでは、それぞれダブルヘッダーが行われます。

ここでは、予定されている素晴らしい試合の中から、いくつかを紹介します。

ニュージーランド(世界ランキング2位)対イタリア(10位)

フランス戦で2トライを挙げ、ニュージーランド代表でのテストマッチ通算トライ数を47としたWill Jordanは、ウェリントンでイタリアを相手にあと2トライを挙げれば、Doug Howlettが持つオールブラックスの記録に並びます。

先週末に同じく2トライを挙げたスクラムハーフのCam Roigardも、ネーションズチャンピオンシップ第1節で日本に27-10で敗れたイタリアにとって大きな脅威となります。

イタリアはこれまでニュージーランドに勝利したことがありません。しかし、男子シックスネーションズでイングランドから初勝利を挙げたアッズーリは、Juan Ignacio BrexとTommaso Menoncelloによる華麗なセンター陣とともに、上昇を続けるチームです。

両国はラグビーワールドカップ最初の試合で対戦しており、大会史上6度にわたってプール戦で顔を合わせてきた、なじみ深い対戦相手です。本来であれば7度目の対戦となるはずでしたが、ラグビーワールドカップ2019では台風19号の影響によって試合が中止となりました。

注目データ: ネーションズチャンピオンシップ第1節で、ニュージーランドはコンタクト中の獲得メートル数が全チーム最多の233メートルでした。一方、イタリアが許した209メートルは、大会参加チームの中で2番目に多い数字でした。

オーストラリア(8位)対フランス(4位)

先週末、試合終盤にアイルランドに痛恨の敗戦を喫したワラビーズは、ブリスベンでFabien Galthié率いるフランスを相手に、ネーションズチャンピオンシップ初勝利を挙げようと意気込んでいます。

フランスがカーディフでワラビーズに敗れたラグビーワールドカップ1999決勝でスクラムハーフを務めたGalthiéは、来年、男子ラグビーワールドカップ2027で日本と対戦するため、チームを再びブリスベン・スタジアムへ率います。この象徴的な会場では、大会期間中に全10試合が行われます。

ワラビーズとフランスは、これまでのラグビーワールドカップで2度対戦しており、1987年の準決勝ではフランスが勝利しました。

近年の対戦ではレ・ブルーが優勢で、直近3試合に連勝しています。その中には昨年11月にパリで行われた一戦も含まれており、男子シックスネーションズ王者のフランスでは、多くの得点を挙げるThomas Ramosが18得点を記録しました。

ニュージーランドに34-32で敗れた第1節では、オーストラリア生まれのロックTom Staniforthがテストマッチデビューを果たしました。フランスは今回、強力な試合登録メンバー23人をそろえる見込みで、Galthiéは先週末のクライストチャーチでの試合を欠場したトゥールーズとモンペリエのトップ14決勝出場選手数人を招集するとみられています。さらに、オーストラリア生まれのフォワード2人、トゥールーズのEmmanuel Meafouとスタッド・フランセのプロップMoses Alo-Emileもフランス代表として出場する可能性があります。

一方のワラビーズは、エキサイティングなセンターJoseph-Aukuso Sua’ali’iが中盤で生み出す特別なプレーに期待します。また、活発に動くスクラムハーフTate McDermottも注目選手の一人です。

注目データ: オーストラリアのHarry Wilsonは21回中21回、フランスのYoram Moefanaは19回中19回のタックルを成功させ、ネーションズチャンピオンシップ第1節で100パーセントの成功率を記録した選手の中で、最多のタックル数を記録しました。Moefanaはドミナントタックルでも最多の5回を記録しています。

南アフリカ(1位)対スコットランド(5位)

南アフリカとスコットランドは、これまでラグビーワールドカップで3度対戦し、いずれもスプリングボクスが勝利しています。

直近の対戦はマルセイユで行われたラグビーワールドカップ2023のプールBで、Pieter-Steph du ToitとKurt-Lee Arendseのトライにより、南アフリカが勝利しました。

ワールドラグビー男子15人制年間最優秀選手に2度選出されているDu Toitは、Siya Kolisi不在の中、プレトリアで行われるネーションズチャンピオンシップの一戦で、メンバーを入れ替えたスプリングボクスを率います。この試合で通算97キャップ目を獲得します。

Du Toitは先週、エリス・パークで行われた第1節で世界王者を率い、イングランドに45-21で印象的な勝利を収めました。

スコットランドは、先週末のロス・プーマス戦で印象的なパフォーマンスを見せた、チームを鼓舞するキャプテンSione Tuipulotuに、再び中盤で力強くチームを率いることを期待します。

注目データ: スコットランドと南アフリカは、先週のネーションズチャンピオンシップでともに7トライを挙げ、全チーム中最多を記録しました。また、両チームは最も効率的な攻撃を見せ、1回のポゼッション当たりの平均得点が1点を超えた唯一のチームでした(スコットランドは1.34点、南アフリカは1.05点を記録しています)

アルゼンチン(7位)対ウェールズ(11位)

ウェールズは厳しい連戦を乗り越え、先週末のフィジーとのネーションズチャンピオンシップ開幕戦を含む直近2試合に勝利し、勢いに乗ってサンフアンへ向かいます。

しかし、直近の両チームの対戦ではアルゼンチンが2連勝しており、その中にはマルセイユで行われたラグビーワールドカップ2023準々決勝も含まれています。両チームがラグビーワールドカップで対戦したのはこれが3度目で、1991年と1999年の対戦ではウェールズが勝利しました。

2023年の対戦でウェールズのトライを挙げ、サラセンズへの加入が決まっているスクラムハーフTomos Williamsは、今回もウェールズにとって重要な存在となります。ウイングにはスピードスターのLouis Rees-Zammitも入る見込みです。

アルゼンチンは、先週末にスコットランドに48-37で敗れた試合を受け、ディフェンスの引き締めを図ります。一方で、Santiago Carreras、Rodrigo Isgró、Lucio Cintiなど、自ら試合の流れを変えられる選手もそろえています。

注目データ: アルゼンチンは、ネーションズチャンピオンシップ第1節で自陣22メートル内への相手の侵入1回当たりに許した平均得点が5.2点と、全チーム中最多でした。一方、ウェールズの平均失点は2.4点で、これを下回ったのは日本の2.0点のみでした。

トンガ(19位)対スペイン(20位)

ワールドラグビー男子ランキングで両チームの差はごくわずかであり、第2節において、戦前の予想では最も拮抗した一戦です。

エドモントンのクラーク・スタジアム(Clarke Stadium)で行われるワールドラグビー・ネーションズカップのこの試合は、注目のダブルヘッダー第1試合となります。その後、第2試合では開催国カナダがポルトガルと対戦します。

トンガは大会初戦でジンバブエに勝利し、元レスター・タイガースのTelusa Veainuがイカレ・タヒの5トライのうちの一つを挙げました。一方、スペインはカナダと42-42の息をのむような引き分けを演じ、スクラムハーフのTani Bayが2トライを記録しました。

ラグビーワールドカップに10度目の出場となるトンガと、2度目の出場となるスペインは、ともにラグビーワールドカップ2027でメルボルンとタウンズビルにおいてプール戦を行います。

チリ(17位)対香港チャイナ(24位)

香港チャイナは、パースで開催国オーストラリアと対戦するラグビーワールドカップ2027の開幕戦に出場する栄誉を担います。

2025年アジアラグビーチャンピオンシップで優勝し、初めて出場権を獲得した香港チャイナにとって、大会デビューを飾る注目度の高い舞台となります。

チリもニュージーランドとともに同じプールに入っているため、ビニャ・デル・マールで行われる今回のネーションズカップ第2節は、その前哨戦となります。

チリはネーションズカップ初戦でルーマニアに48-31で勝利し、好スタートを切ったことから、優位とみられています。ラシン92のフッカーDiego EscobarとフランカーRaimundo Martinezは、ともに2トライを挙げました。

一方、サモアに66-19で敗れた香港チャイナでは、Marcus RamageとSVNSのスターHarry Sayersがトライを挙げました。香港チャイナは、15カ月後にタウンズビルで行われるプールAの対戦を前に、存在感を示そうとしています。

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