最後のW杯待ちわびるトンプソン(JPN)

38歳のベテランロックが4度目のひのき舞台に挑む

【東京・9月18日】来日16年目となるトンプソン・ルーク。4大会連続となる今回のW杯を最後に日本代表から退くことを明かした。
「これ絶対最後。ほんまに楽しみですけど、38歳でイナフ(十分)。これが僕のW杯と最後のラグビーシーズン。だからちょっと特別ね」。関西弁で愛嬌たっぷりにその決断を語った。
ニュージーランド・クライストチャーチ出身。2004年から三洋電機(現パナソニック)で2シーズンを過ごし、以降は近鉄一筋。関西のファンに愛されている。
4年前のW杯イングランド大会では数え切れないタックルを決めて文字通り体を張り、強豪南アフリカを逆転で下した初戦を含め全4試合に出場。大会後に一度は代表を退き、17年6月のアイルランド戦で1戦のみ復帰したものの、再度身を引いていた。それでも日本のためにプレーする思いは断ち切れなかった。
「W杯は特別なイベント。日本でのW杯、初めてアジアのW杯だから本当に楽しみ」とトンプソン。今年はサンウルブズの一員として初めてスーパーラグビーに挑戦するなど、アピールを実らせ「4年前は正直に引退(したつもりだった)。去年からちょっとやりたいと決めてチャレンジした。今はチャンスがあるから頑張りたいと思う」と意気込む。
目標とするベスト8にたどり着ければ日本初の快挙となるが、トンプソンはジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチのこれまでの準備に自信を示す。
「W杯は全部違う。場所、チーム、メンバー、スタッフ、シチュエーション。比べるのは難しいけど、このチームは素晴らしい準備をした」と話し「フィットネス(レベル)がめちゃ高いし、コンタクトの強さもレベルアップした。ゲームプランもすごい自信を持ってる。前のチームも駄目じゃないけど、今は本当楽しみ。今回はピークで(臨める)」と表情は明るい。
2010年に国籍を取得した日本で積み重ねたキャップ数は66。今回のW杯終了時にどこまで伸びているだろうか。
「W杯4回目は信じられない。16年前に日本に来る前は4回は無理だと(思っていた)」と懐かしみながら「今はすごい誇り。ジャパンのジャージーを着ることにすごい高いプライドを持っている。ラストチャンスはすごくいい結果がほしい」。最高のモチベーションで大舞台に臨む。

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