ハイパントはボール保持が狙い

ボール保持のためのキックと地域獲得のキックに違い

【東京・10月5日】ラグビーにおけるキックはふたつの目的に分かれる。攻撃側がキック後にボールを取り戻すこととを狙うプレーと、地域を獲得するプレーだ。

ボール保持のためのキックの典型はハイパントで、攻撃側の選手がボールの真下でそれを奪うことを想定している。この攻撃を「アップ・アンド・アンダー」と呼ぶ。別の例として防御ラインの頭越しのパントとゴロのパント、いわゆる「ゴロパン」がある。

地域獲得のためのキックは、ボール保持の機会を放棄することになる。例えば、60メートルのキックに対して相手が20メートルのリターンをした場合、40メートルの距離を得たことになる。

下のビデオでは、南アフリカのハーシェル・ヤンチースが蹴ったブレークダウンの背後からパントをチームメートが獲得した例だ。

次のビデオでは、ウェールズのハドリー・パークスの地域獲得のキックが見える。

地域獲得のキックを受けたプレーヤーは、攻撃のポイントを変えることが大切だ。下のビデオではウェールズのジョシュ・アダムズがその動きを見せている。このキックはラインアウトから出ているので、相手のオーストラリアは左サイドから駆け上がってくる。ボールをオーストラリア側から離すことが必要な訳だ。

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