今日、ライブラグビーを見よう 2019年ラグビーワールドカップ日本対スコットランド戦

ラグビーW杯で史上初の8強進出を決めた日本代表。横浜でのスコットランド戦にいかに勝利したのか、見てみよう。

今週土曜日、ラグビーファンは昨年行われたラグビーワールドカップで日本代表がスコットランド代表に28-21で勝利し、8強進出を決めた戦いを再びライブで見ることができる。

昨年10月、日本テレビの全国中継で実に日本国民の5,480万人が展開を追い、世界でも数百万人が画面に釘付けになった、あのハラハラドキドキの激闘が、ワールドラグビーのRugby World Cup FacebookWorld Rugby YouTubeチャンネルで英国時間13:00と19;00(日本時間21:00と27:00)からストリーミング配信されるのだ。

しかも、ラグビー評論家による解説や実際に現地にいた人たちによるライブブログやコメントなどもあり、世界中のファンには試合に本当に夢中になれる、魅力的な体験になる。

スコットランドは、2015年イングランド大会ではキングスホルム競技場での対戦で日本に45-10の勝利を収めていたが、その後の4年間で日本は着実に成長を遂げ、ワールドラグビー男子世界ランキングでもトップ10入り。2019年大会序盤にあったアイルランド戦の勝利で、日本はこの試合でも勝つのは間違いないと見られていた。

横浜の奇跡

試合当日、横浜国際競技場では前日に列島を襲った台風19号の爪痕に対応するために競技場のスタッフが涙ぐましい努力を尽くし、予定通りの試合開催に漕ぎつけた。そして登場した勇敢な桜の戦士たちが、日本国民をがっかりさせることはなかった。

アジアの国で沸き起こったワールドカップフィーバーで日本代表ジャージー20万枚が飛ぶように売れ、赤く埋め尽くされたスタジアムが日本代表を迎えた。

周囲の人々のサポートと感情にパワーを得て、日本代表は相手を圧倒するアタッキングラグビーを展開。後半序盤の時点で28-7のリードを奪っていた。

試合開始早々に、スコットランド代表のフィン・ラッセル選手に先制トライを許していたが、松島幸太朗選手、稲垣啓太選手、福岡堅樹選手が見事な活躍を見せて、前半のうちに1トライずつをマーク。福岡選手はこの日2本目のトライを決めて、準々決勝での南アフリカ代表との対戦を確実なものにした。

グレガー・タウンゼンド監督率いるスコットランド代表が勝ち進むには、ジェイミー・ジョセフ監督率いる日本代表よりも、勝点で4ポイント上回らなければならなかった。後半、WP・ネル選手とザンダー・ファーガソン選手がトライを挙げて詰め寄ったが、十分ではなかった。

最後の笛が吹かれた時には陶酔感すら覚え、日本ラグビーは新たな高みに到達したと感じさせられていた。実際、この一勝によって日本は世界ランキングで過去最高の7位に浮上していた。さらに、その翌週にオーストラリアがイングランドに敗れると、暫定ながらも6位にまでランクアップしていた。

試合以上のもの

「試合前のチームホテルから、選手はみんな、この試合が自分たちだけのものではないと分かっていた。台風で犠牲になった多くの人たちのためにもこの試合はあると感じていた」と、日本代表キャプテンのリーチマイケル選手は言った。

「僕らは、日本に元気を与える機会を得たことをありがたく思うし、80分間でそれを見せることができたと思う。日本ラグビーとアジアのラグビーにとっても素晴らしいことだ。ベスト8進出で僕らは別の段階に入った。だが、来週いい試合をして負けるつもりはない。僕らは勝つために戦う」

 南アフリカは8強での対戦で、次の一歩がまだ遠いことを日本に示した。とはいえ、日本は国中の人々に元気を与え、この12年で初の8強進出を果たした最初のティア2国として、堂々と大会を後にしたのだった。