スタジアム・ド・トゥールーズ

1938年のFIFAワールドカップ開催地として建設されたスタジアム・ド・トゥールーズは、その後3度の改装が行われました。60年後にサッカーの世界的祭典がフランスに帰った時、そしてUEFAユーロ2016でも開催会場となり、その都度改装が行われています。

この歴史あるスタジアムは、トップ14やヨーロピアン・チャンピオンズカップの試合ではスタッド・トゥールーザンのホームとして使用されるなど、ラグビーと長い付き合いを持っています。フランスが初めてスタジアム・ド・トゥールーズで試合をしたのは、1963年12月15日、ルーマニアを相手に戦い、6-6の引き分けに終わったときでした。11年後、このスタジアムは南アフリカがフランスに13-4で勝利した際の舞台となりましたが、レ・ブルーはトゥールーズで嬉しい経験もしています。1977年11月には18-13で、1995年11月には22-15で、ジャン・リュック・サドゥルニー、リシャール・ドゥルテ、フィリップ・サン・アンドレがトライし、世界ラグビー殿堂入りしたジョナ・ロムーが率いるニュージーランドを破りました。2009年11月には、ヴァンサン・クレールの前半のトライにより、20-13で勝利し、スプリングボクスにリベンジを果たしました。

またRWC 2007大会では、開催国フランス、フィジー、日本、ナミビア、ポルトガル、ルーマニア、ニュージーランドが対戦する4試合がスタジアム・ド・トゥールーズで開催されました。フィジー、日本、オールブラックスは、RWC 2023でトゥールーズに帰ってくることがすでに確定しており、ナミビアやジンバブエなども、アフリカ1として予選を通過すれば大会出場できることになります。

収容人数:33,103