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ラグビーワールドカップ・ウィークリー第7号

イングランドからブラジル、南アフリカ、スコットランドまで、RWC 2025に向けたカウントダウンが加速する中、話題は尽きません。

開幕が刻一刻と近づいています。世界各地のチームが合宿に入り、最終調整の試合が確定し、貴重なボランティアの配置も完了した今、ラグビーワールドカップ2025は目前に迫っています。以下は、最新ニュースと注目ポイントのまとめです。

1. 優勝候補イングランド、Aldcroftが受賞しW杯へ始動

キャプテンのZoe Aldcroftは、15週間後により大きく輝かしいトロフィーを掲げることを目指していますが、「イングランド年間最優秀選手賞」の受賞も、Rugby World Cupへ向けた強化期間のスタートとしては上々の滑り出しでした。

この28歳にとって、ここ半年間は絶好調の連続でした。1月に代表キャプテンに任命され、シックスネーションズでグランドスラムを達成。その後はGloucester-Hartpury3連覇を達成しました。こうした実績により、彼女がイングランドのベストプレーヤーとして称えられるのも納得です。

アメリカとの開幕戦(822日)へ向け、すでにチームは合宿に入っており、2021年の「World Rugby Women's Player of the Year」でもあるZoe Aldcroftは、RWC 2021決勝以来無敗を誇るチームにかかる重圧も理解しています。

2. 初出場へ向けブラジルが勝利で弾み

南アメリカの女子ラグビーにとっては重要な数ヶ月が始まりました。ブラジルが大陸代表としてラグビーワールドカップに初出場する中、「Yaras」の愛称を持つこのチームは、独自の華やかさに加え、粘り強さも見せました。6月7日にアメリカを15対14で下しました。

この試合は、アメリカAチームとの2連戦の2試合目で、ブラジルは前週の接戦での敗戦のリベンジを果たしました。

スピード自慢のセブンズ出身ウィング、Thalia Costaらを擁するブラジルは、プールDでの活躍が期待されます。824日の南アフリカとの初戦に注目です。

3. 南アフリカ、アフリカカップ開幕戦で圧勝

控えメンバー中心の新布陣で臨んだ南アフリカ代表は、Rugby Africa Women's Cup初戦でウガンダを626で下し、タイトル防衛に向け好発進しました。

3人のデビュー選手を含む布陣からは、世界ランキング12位のチームが選手層を厚くしていることがうかがえます。男子のダブルRWC優勝チームに刺激を受ける南ア女子代表は、5回目となるラグビーワールドカップで存在感を示すことを目指しています。

4. スコットランド、イタリア戦と歴史的ホーム開催決定

スコットランドにとって、今週は嬉しいニュースが続きました。

まず、RWC 2025に向けた最終調整として、725日にイタリア・ヴィアダーナでテストマッチを行うことが決定。そして8日後にはアイルランドとコークで対戦します。

これは、8月23日にマンチェスターでウェールズと対戦するプール B初戦に向けた理想的な準備となります。

さらに、キャプテンのRachel Malcolmらは、来年のシックスネーションズでイングランドを迎える一戦が、スコットランドラグビーの聖地マレーフィールドで初の女子単独開催となることも発表され、大きな期待が寄せられています。

@scottishrugby "Giving them memories that they can always remember" The Scotland Women's team are making moves to Scottish Gas Murrayfield on the 18 April 2026. Rhona Lloyd and Chloe Rollie talk about how the team are grateful for their loyal fan base and the constant support over the years🙏 Tickets available in link in bio 🎟 #AsOne #MakingMoves ♬ original sound - Scottish Rugby

5.Road to Twickenham』で大会を盛り上げよう

ラグビーワールドカップの話題に刺激されて、自分も何か始めたいと思った方には、RWC公式アプリの『Road to Twickenham』がおすすめです。

このバーチャルチャレンジでは、身体活動やクイズに取り組んでポイントを獲得し、リーダーボードを駆け上がることで、限定グッズや試合観戦体験などの豪華賞品を競い合うことができます。

チャレンジは2段階に分かれており、第1フェーズは今から8月22日のイングランド対アメリカ開幕戦前日まで。8つの開催都市を巡るバーチャル旅の中で、ランドマークを発見しながらラグビーや健康に関するタスクをこなしていきます。

大会期間中は、試合にちなんだリアルタイムのチャレンジに内容が変わります。そして最大の目玉賞品は…927日、トゥイッケナム・スタジアムでの決勝戦ホスピタリティチケットです。

6. RWC 2025 ボランティアが決定

大会を支えるもうひとつの柱、それが1,500名以上のボランティアが決定しました。

彼らは試合日、ファンゾーン、放送・メディア対応など、あらゆる場面で大会を支え、女子ラグビーの成長をピッチ内外で後押しします。

選手たちも、彼らの存在があって初めて大会が成り立つと理解しています。

7. 飲んで、食べて、歌って、ラグビーを観たい?

ラグビーワールドカップ2025を最高の形で楽しむためのホスピタリティ情報をチェックしてみてください。

詳細はこちら

8. 注目選手:カナダのベテランプロップ DaLeaka Menin

フロントローとして国際キャップ60を達成するのは容易ではありません。だからこそ、DaLeaka Meninがパシフィック・フォーシリーズ2025のオーストラリア戦で達成した偉業は注目に値します。

カナダ史上3人目となるこのマイルストーンに到達したMeninは、2024年にパックフォーを制し、現在世界ランキング2位のチームにおいて中心的存在です。

また、音楽や映画、読書のセンスも抜群だとか

@rugbycanada Get to know Canada’s Women’s Rugby Player DeLeaka Menin! “Hey DaLeaka, what are your top five…?” *** “Hé DaLeaka Menin, quel est ton top 5 des...?” #RugbyCA #WXV #WXVRugby ♬ original sound - Rugby Canada

9. チーム紹介:勢いに乗るオーストラリア

わずか1年前、オーストラリア女子代表はワールドラグビーのグローバル大会であるWXV2へ降格しました。しかしそこからの巻き返しは見事で、今やイングランドでのRWC 2025で大きな存在となる気配を見せています。

2024年にはウェールズ、南アフリカ、スコットランドを破りWXV2王者となり、さらにフィジーとアメリカにも勝利。直近7試合で5勝を挙げました。

また、パシフィック・フォーシリーズでニュージーランドに敗れたものの、後半は1212のドローに持ち込むなど、成長の跡を見せています。

10. RWC名場面:Watermanがイングランドの悲願を達成

WatermanがRWC 2014決勝でカナダを相手に挙げたトライは、まさにそのひとつでしょう(少なくともRed Rosesファンにとっては)。

Tamara Taylorの見事なダミーなど、チーム全体の連携が光るこのトライは、イングランド女子にとって20年ぶりのRWC優勝をもたらすものでした。

ぜひご覧ください。

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