間もなく世界屈指の選手たちが続々とイングランドに到着する中、ワールドラグビーは本日、史上最大規模となる第10回女子ラグビーワールドカップのためにデザインを新たにしたメダルを発表しました。
競技場内外を問わず、新たな境界を突破するであろうこの大会を反映させたデザインで目を引くメダルは、金、銀、銅を獲得したチームに授与されます。また、16カ国から参加する512人の選手とスタッフ全員に、この歴史的な大会への参加を記念する参加メダルが贈られます。
チャンピオンたちにふさわしいメダル

固い真鍮の塊を丹念に削り、時を超えて輝き続ける金・銀・銅メダルは、イギリスの熟練金細工師によって施された精密で複雑なギロシェ模様。その中心には、レフリーの笛を再利用して作られたプレートには、女子ラグビーワールドカップ2025の独自のロゴがレーザー刻印されています。これは、このスポーツが伝統と持続可能性へコミットメントしていることを象徴するデザインです。
裏面には、参加16チームの名前で囲まれた新しい「女子ラグビーワールドカップトロフィー」の絵が刻まれ、時代の瞬間を結びつけるグローバルスポーツの象徴となっています。
金、銀、銅のメッキが施されたメダルは、それぞれ直径65mm、厚さ13mm、重量291グラム。イギリスのバーミンガムで制作されました。フィールド内外で数百万もの人々の心に感動を呼び起こすアスリートにふさわしい賞品です。
参加者全員を称える
既に33万枚を超えるチケットが販売され、史上最高の売れ行きとなり、記録的な大会となった今大会では、ラグビーワールドカップの誇り高い伝統に則り、選手とスタッフ全員に参加を称える特別デザインの参加メダルが授与されます。このメダルはイギリスで制作されています。
専用の3Dプリントディスプレイケースに収められたこのメダルは、機械加工されたアルミニウム製で、滑らかな黒の陽極酸化仕上げが施されています。メダルを置くスペースには楕円形の形状が誇り高く据えられ、両方の記念品を一緒に展示できるように設計されています。決勝戦出場メダル同様、参加メダル前面には、女子ラグビーのエネルギーを反映した「女子ラグビーワールドカップ2025」のロゴがダイナミックな斜めデザインで刻まれています。裏面には、ディフェンディングチャンピオンのニュージーランドから、南米初の出場チームとして歴史を刻むブラジルまで、全16チームの功績が刻まれています。
開幕戦まであと1週間余りとなり、イングランドをはじめ、世界中で興奮感が高まっています。ホスト国イングランドは、サンダーランドで開催される注目の開幕戦で、アメリカと対戦します。8月15日から、16チームすべてが正式にイングランド入りし、ファンの皆さまを感動の渦に巻き込み、数々の記録を破り、スポーツの最高峰を目指す戦いが始まります。
女子ラグビーワールドカップ2025のマネージングディレクター、サラ・マッセイは次のように述べました。「この歴史的な大会のメダルデザインを発表する瞬間は、私たちにとって非常に誇り高い瞬間です。これらのメダルのデザインは、女子スポーツの新たな基準を確立するような大会を開催するという私たちの大胆なビジョンを体現しています。選手たちはこれまでの4年間、この舞台に立つために力を尽くしてきました。彼女たちにとって、このような栄誉は、単なるメダルを超えた、ラグビー史上一度きりの瞬間を象徴する永久の証となるものです。現在、チームがイギリスに到着し、興奮と勢いが急速に高まっています。1週間後に迫ったキックオフを、私たちは心から待ち望んでいます。」
決勝進出チームのメダルと、新しく生まれ変わった女子ラグビーワールドカップトロフィーは、9月27日(土)、アリアンツスタジアムで開催される銅メダル決定戦と女子ラグビーワールドカップ2025決勝戦の後、授与されます。
