ホンコン・チャイナは、オーストラリアで開催されるラグビーワールドカップで大会初出場を果たします。
ホンコン・チャイナは、2025年アジアラグビー男子選手権で韓国に70-22で圧勝し、大会での圧倒的な強さを示しながらオーストラリア行きの切符を獲得しました。
初出場チームとして大会に臨む一方で、近年の成功によって恐れを知らないラグビースタイルを築き上げています。
プールAではオーストラリアとニュージーランドという強豪との対戦が待ち受けていますが、チリ戦ではワールドカップ初勝利を目指します。
注目選手
Joshua Hrstich
キャプテンでありダイナミックなNo.8であるHrstichは、オーストラリアへの長い道のりを歩んできたホンコン・チャイナの中心的存在です。
リーダーシップとフィジカルの強さで知られ、スクラム後方のコントロールに優れているだけでなく、重要な予選試合では高いトライ決定力も発揮してきました。
Harry Sayers
セブンズと15人制の両方でホンコン・チャイナ代表としてプレーする多才なバックスです。アタッキング能力と圧倒的なスピードで高く評価されています。
チームの攻撃力向上に大きく貢献しており、プレッシャーのかかる試合でも安定して得点に絡む、バックス陣の重要人物です。
Pierce MacKinlay-West
非常に信頼性の高いFWであり、ホンコン・チャイナのパックに安定感と強さをもたらしています。
ホンコン・セブンズにも複数回出場経験があり、オープンプレーで危険なアタッカーである一方、ディフェンスでは素早くジャッカルに入る能力も持っています。
安定したパフォーマンスによって、ワールドカップ初出場へ向けたチームに欠かせない存在となっています。
ヘッドコーチ
ニュージーランド・ハミルトン出身のLogan Asplinは、ニュージーランドで年代別カテゴリーの指導者として成功を収めた10年間を経て、2022年に香港へ渡りました。
名門ハミルトン・ボーイズ・ハイスクールを5度の地域優勝へ導いたほか、ニュージーランドU18セブンズの指導経験も積んでいます。
香港プレミアシップでの指導後、2025年8月にホンコン・チャイナ代表のコーチングスタッフへ加入しました。
男子ラグビーワールドカップ初出場を決めたコーチングチームの中で、重要な役割を担いました。
最も記憶に残る試合
ホンコン・チャイナ男子ラグビー史上、最も象徴的な試合は間違いなく、2025年アジアラグビー男子選手権最終節で韓国に70-22で勝利した試合です。この勝利によって男子ラグビーワールドカップ2027への自動出場権を獲得しました。
ホンコン・チャイナは10トライを記録し、SO Nathan De Thierryは9本のコンバージョンをすべて成功。最後のコンバージョンはPaul Altierが決めました。
プールステージ日程
2027年10月1日 vs オーストラリア(パース/ブールー)
10月9日 vs チリ(タウンズビル/グランバラ)
10月15日 vs ニュージーランド(メルボルン/ナーム)
ご存知でしたか?
「Hong Kong」という名前は広東語で「香りの港」を意味し、香木として使われていた沈香木(じんこうぼく)の香りに由来すると考えられています。
香港で最初に記録されたラグビーの試合は1873年に行われており、アジアでも最も古いラグビー文化を持つ国・地域のひとつです。
また、ホンコン・セブンズは世界でも最も権威と歴史のある大会のひとつであり、2026年に50周年を迎えました。
RWC 2027出場への道
ホンコン・チャイナは、2025年アジアラグビー選手権を6連覇することで、歴史的な初のラグビーワールドカップ出場権を獲得しました。
主要データ
ホンコン・チャイナは、2027年大会で男子ラグビーワールドカップ初出場を果たす唯一のチームであり、日本に続くアジア勢2か国目の出場チームとなります。
また、大会開幕戦で開催国オーストラリアと対戦します。開催国との対戦で大会デビューを果たすチームとしては、1991年大会のサモア(対ウェールズ)以来2チーム目となります。
さらに、1987年の第1回大会を除けば、大会開幕戦で初出場を果たすチームとしては、1995年大会の南アフリカ(対オーストラリア)以来2チーム目となります。