スコットランドのタウンゼンド監督(SCO)、デントン氏の引退を惜しむ

2015年大会8強入りに貢献

【長崎・9月16日】スコットランドのグレゴー・タウンゼンド監督(SCO)は、試合中に頭部を負傷しこのたび引退を明らかにした元代表FWデービッド・デントン氏の決断を惜しんだ。

42のキャップ数を誇るデントン氏(29)は昨年10月、所属するレスターの試合中に脳震盪を起こして以来試合から遠ざかっていたが、W杯日本大会の開幕を控えた英メディアとのインタビューで、医師からの助言により引退を決断したことを明らかにした。

キャンプ地の長崎で取材に応じたタウンゼンド監督は「クラブでも代表でも、まだまだ活躍できる選手が道を閉ざされるのは本当に残念なことだ。しかしわれわれはまず、彼の健康と生命のことを考えなければならないし、彼の決断は妥当だと思う」と語った。

デントン氏は、前回の2015年W杯イングランド大会でスコットランドのベスト8進出に貢献。45-10と大勝した日本戦にもナンバー8として先発出場した。

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