南アフリカのデクラーク、批判を一蹴

日本戦で活躍したブロンドのスクラムハーフ、キック多用の戦術を擁護

【東京・10月23日】南アフリカのスクラムハーフ、ファフ・デクラークについてのソーシャルメディア上の話題の中心は、彼の流れるようなブロンドロックのヘアスタイルだ。サーファー、ポニー、あるいはシャンプーのコマーシャルに起用されるモデルのような髪という声さえある。

そこに「ファフ・フット」という新しいコピーが加わった。デクラーク(上の写真)が試合中にキックを多用し過ぎると感じているスプリンボクスのサポーターが名付けたものだ。腫れた両足が映っている下のツイッター写真は、南アフリカが準々決勝で日本を26-3で下した後、再び拡散している。

デクラークはホスト国である日本を相手にプレーヤーオブザマッチに選ばれた。だが、サポーターたちは「ポゼッションを無駄にしている」とデクラークに対してボックスキックを封印するよう声を上げている。

しかし、2016年にテストマッチデビューして以来、そのボール回しと俊足で名を馳せているデクラーク本人は、キックを使う理由について次のように説明している。

「確かにキックを多く使っているけど、ゲームとその流れを読むように心掛けている。だから、先週末(のゲーム)を見ると、確かにキックをたくさん使い、日本はわれわれの空中戦を何とか抑え込んでいた」

「でもその先を見ると、(キックに続くプレーで)チームメートたちがディフェンスに走り、それによってかなり陣地を獲得したんだ」

「キックによってとてもポジティブな結果になった。確かに相手にポゼッションを譲ったけど、彼らは何もできなかった」

「(ウェールズとの準決勝は)違う種類のチャレンジが待ち受けている。(日本から)受けた脅威とは違う脅威を受けることになると思う。スペースをどう見るかが焦点だ。われわれのウィングの決定力がこの2年で伸び、空中戦で強くなった」

「彼ら(ウェールズ)のウィングの選手たちも素晴らしいので、すごい空中戦になるだろう。いつも僕が前に出てキックするというお決まりのゲームプランなんてないよ。僕たちはいつも本当にゲームを読んでいるし、僕はハンドレ(ポラード)の言うことを聞いている」 

これまでテストマッチに28試合出場している28歳のデクラークはイングランドのクラブ、セール・シャークスに所属している。普段は自分自身に関するネット上の話題の明るい部分に目を向けているという。

「本当にとても面白いものもあるし、幾つかとても楽しんでいるものもある。ユーモアたっぷりだしね。少し個人的に走る向きもあるけど、みんなスプリンボクスを愛してくれているし、チームに “投資” をしてくれている」

「彼らにとって間違っている事や同意できない事があるとするならば、それは彼らがネガティブだからではなく、チームに “投資” をしてくれているからなんだ。プレーヤーとしてとても感謝している。僕たちは、自分たちがこのようなサポーターに支えられていることをよく理解しているよ」

準決勝のウェールズ戦に向けた南アフリカチームの動きについて、ムズワンディル・スティック・アシスタントコーチは23日、ウィングのチェスリン・コルビが22日のトレーニングに参加せず、27日のゲームに間に合うかどうか微妙であると明らかにした。

コルビは足首を痛めて1次リーグ最終戦のカナダ戦を欠場。日本との準々決勝では後半32分にフランス・ステインと交代した。

「彼の回復に全力を尽くしており、試合に間に合うよう願っている」とスティックコーチは述べた。

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