ラグビーワールドカップ2025の決勝戦が満員のアリアンツ・スタジアムで行われることは、Maggie Alphonsiにとってまさに夢の実現です。しかし彼女が楽しみにしているのは、その試合そのものだけではありません。RWC 2014の優勝者であるAlphonsiは、世界中から訪れるファンたちを自らの街に迎えることを心待ちにしています。
ここでは、初めて訪れる方、再訪の方、あるいは地元の好奇心旺盛な方に向けて、トゥイッケナム、リッチモンド、そしてロンドン全体を存分に楽しむためのインサイダーガイドをお届けします。
試合当日のトゥイッケナムとリッチモンド:
私が本当に大好きなのは、この地域が活気づくのを見ることです。さまざまなチームのジャージーを着た人々が集まっていて、とてもポジティブで明るい雰囲気です。トゥイッケナムとリッチモンドならではの独自性も大好きです。とてもリラックスした空気が流れています。リッチモンド側から来る人たちは川沿いを歩いて、気軽にレストランやパブに立ち寄ったりします。
一日がかりの外出になるんです。単なる一つのイベントに出かけるのではなく、人々はラグビーの空気、雰囲気、イベントそのものを満喫しているのです。
試合当日、私がもう一つ大好きなのは、ファンと選手との距離がとても近いことです。選手たちがバスから降りてくる様子を見て、皆が外で待っているんです。その期待感や興奮、そして人々の顔に表れる喜びを目にするのがとても楽しいです。
今では観客としてそれを楽しめることが嬉しいです。
試合前のルーティン:
私はトゥイッケナム駅で降りて、みんなが歩く道（ウィットン・ロード）を下っていきます。
Bella Vitaでしっかりランチをとって、ピザを食べてから、カベッジ・パッチ（The Cabbage Patch）に向かいます。あそこは象徴的な場所で、いつもスペースがあります。ビアガーデンもありますし、誰かしら知り合いに会えるとわかっているんです。とてもラグビーらしい雰囲気で大好きです。みんな駅から出てきて、そこが迎えてくれるんです。
そのあとはThe Scrummery（パブ）にも立ち寄ります。とても混んでいて席を見つけるのは大変ですが、座れたらぜひ立ち寄ってください。座れなくても、外で写真を撮るだけでも楽しいですよ。
RWC 2025の試合を観ながら食事・飲みができる場所:
リッチモンドにとても良いパブがあります。ライジング・サン（Rising Sun）です。まさに“ラグビーな”場所です。たまにJason Leonard（元イングランド代表、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオン）の姿を見かけることもあります。念のため言っておくと、私はあまりお酒を飲まないので、パブに行くのは社交のためなんです。ライジング・サンは駅からも近く、裏通りを少し入ったところにあって、とても良い雰囲気です。
それからリッチモンド・ラグビークラブ（Richmond Rugby Club）にもぜひ行ってみてください。試合を放映しています。私はいつも、トーナメント期間中はクラブハウスの雰囲気がとても良いと思っています。社交的でとても温かく迎えてくれます。素晴らしい女子チームもあります。
必見の地域ラグビークラブ:
まず紹介しなければならないのが、私の古巣であるサラセンズ・アマチュアRFC（Saracens Amateur RFC）です。とても温かく迎えてくれるクラブで、家族的な雰囲気がとても良いです。
グラスホッパーズ・ラグビークラブ（Grasshoppers Rugby Club）も、非常に素敵なファミリー向けクラブです。
そしてサザーク・タイガース（Southwark Tigers）も興味深い存在です。ロンドン南部にあり、また異なる一面を見せてくれるクラブです。
ロンドンを訪れる人へのアドバイス:
ぜひ舞台を観に行ってください。これは絶対におすすめです。ロンドンの演劇文化にどっぷり浸かってください。私の一番のお気に入りはライオン・キング、その次がハミルトン、そしてシックスも素晴らしいです。
次におすすめなのは、市場を見て回ることです。ロンドンのマーケットは本当に素晴らしいですよ。カムデン・マーケット（Camden Market）は最高です。ポートベロー・マーケット（Portobello Market）もストリートフードが充実していてとても良いです。あのエネルギー、雰囲気がたまりません。ロンドンは本当に多文化が融合した街で、そこが私の大好きなポイントです。
そして、私が大好きなことの一つは、スピードボートに乗ってテムズ川を遡りながら街を巡るツアーです。水上からロンドンを学ぶって、すごくクールなんです。
世界中の国々がイングランドに集い、素晴らしい大会を共に楽しめるこの時間は本当に素晴らしいものになるでしょう。イングランドはトーナメントの運営がとても上手ですし、きっと今回も素晴らしいものになると確信しています。
