スコットランドのヘッドコーチBryan Eassonは、女子ラグビーワールドカップ2025準々決勝イングランド戦を前に、Elliann ClarkeをChristine Belisleに交代せざるを得ませんでした。

Belisleはカナダ出身のプロップで、2015年にレジデンシーを取得して以来、スコットランド代表として複数回の女子シックスネーションズ選手権に出場しています。現在はPWRのラフバラ・ライトニングに所属しています。

スコットランドは、9月14日（日）にブリストルのアシュトン・ゲートで行われる準々決勝第4試合でイングランドと対戦します。

フッカーのLana Skeldonは代表通算81キャップで、スコッド最多の経験を誇ります。また、50キャップ以上の経験を持つ選手は9名います。

フランカーのMalcolmは、新型コロナの影響で2022年に開催された2021年大会に出場した21名のうちの1人です。キャプテン以外で2大会連続のワールドカップに臨むフォワードは、Leah Bartlett、Molly Wright（プロップ）、Elis Martin、Lana Skeldon（フッカー）、Jade Konkel、Rachel McLachlan（バックロー）、Eva Donaldson、Sarah Bonar、Emma Wassell（セカンドロー）です。バックスでは、副キャプテンのHelen Nelson（スタンドオフ）、Coreen Grant、Rhona Lloyd（ウィング）、Emma Orr、Evie Wills、Lisa Thomson（センター）、Caity Mattinson（スクラムハーフ）が2大会連続の出場です。

Emma Wassellの選出は、昨年9月に胸部の良性腫瘍から回復し国際舞台に復帰した、目覚ましい復活劇を締めくくるものです。

Walker姉妹とClarke姉妹が話題に

経験の浅い選手の中では、ウィングのHannah Walkerが唯一の未キャップ選手で、Hannah Ramsayは今夏のイタリア戦とアイルランド戦で2キャップを獲得しました。その他、ワールドカップ初出場となるのは、Becky Boyd、Adelle Ferrie（セカンドロー）、Lisa Cockburn、Molly Poolman（プロップ）、Beth Blacklock（スタンドオフ/センター）、Leia Brebner-Holden、Rhea Clarke（スクラムハーフ）、Francesca McGhie、Hannah Walker（ウィング）、Hannah Ramsay（スタンドオフ）、そしてバックローのEvie GallagherとAlex Stewartです。

また、Elliann ClarkeとRhea Clarkeは、同じワールドカップ大会でスコットランド代表に選出された初の姉妹として歴史を作りました。

今回の32名の中には、2024/25シーズンのケルティック・チャレンジでエディンバラ・ラグビーに所属した5名も含まれています。

スコットランド代表スコッド

「*」は前回のRWC出場者を示しています

太字 = 大会開始以降の追加招集選手

バックス
Leia Brebner-Holden（ラフバラ・ライトニング、11キャップ）
Beth Blacklock（サラセンズ、4キャップ）
Rhea Clarke（ブリストル・ベアーズ、1キャップ）
Coreen Grant（ハーレクインズ、17キャップ）*
Rhona Lloyd（セール・シャークス、59キャップ）*
Caity Mattinson（トレイルファインダーズ・ウィメン、33キャップ）*
Francesca McGhie（トレイルファインダーズ・ウィメン、22キャップ）
Helen Nelson（ラフバラ・ライトニング、71キャップ）*
Hannah Ramsay（エディンバラ・ラグビー／エディンバラ大学、2キャップ）
Chloe Rollie（トゥーロン・プロヴァンス・メディテラネ、77キャップ）*
Emma Orr（ブリストル・ベアーズ、30キャップ）*
Lisa Thomson（トレイルファインダーズ・ウィメン、71キャップ）*
Hannah Walker（エディンバラ・ラグビー／エディンバラ大学、キャップ未獲得）
Evie Wills（セール・シャークス、6キャップ）*