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ラグビー解説: ウィングとは?

女子ラグビーワールドカップ2025を前に盛り上がりに触れた方も、楕円球ゲームを長く追いかけてきたベテランファンの方も、楽しんでいただければと思います。今回は、サイドラインを駆け抜けるスピードスターたち、ウィングです。

ウィングとは?

ウィングは、グラウンドの両端に位置する2人の選手です。タッチライン際に張り付き、ボールが自分のところへ回ってくるのを待ちます。

伝統的には「チームメートが作り出したトライのチャンスを仕留める」ことが唯一の役割でした。しかし、それだけでなく、グラウンド中央寄りでも大きな効果を発揮することができます。

どこに並ぶ?

その名の通り、ウィングはサイドライン沿い、つまり「両翼」に位置します。

背番号は?

伝統的に、左ウィングは11番、右ウィングは14番のジャージを着用します。

良いウィングに必要なものは?

ウィングの最大の武器はスピードです。ですが、スペースがなく加速できない場面では、ディフェンスをこじ開けるためのフィジカルの強さも欠かせません。

また、守備面でもパワーと強さが求められます。さらに、相手のプレッシャーをかわすためにボールを大きく蹴り返す役割を担うことも多く、強力なキック力も有用です。

RWC 2025で注目すべき選手は?

ブラックファーンズのPortia Woodman-Wickliffeは、史上最高のウィングの一人と称される存在です。ニュージーランド代表の彼女は、わずか2大会で大会記録となる20トライを挙げ、そのどちらも優勝メダルを首にかけて終えています。

ウェールズのJasmine Joyceは圧倒的なスピードを誇り、イングランドのAbby Dowや、Woodman-WickliffeのチームメートであるブラックファーンズのKatelyn Vaha’akoloも、イングランド大会でトライランキング上位に入ることが期待されています。

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