カナダは準々決勝に臨むにあたり、最初の目標を達成しました。それは、プールステージを無敗で突破することです。初戦と第2戦でフィジー、ウェールズに勝利し、最終戦でスコットランドを下してプールB首位通過を確定させました。女子ラグビーワールドカップでの優勝経験はありませんが、世界ランキング2位という地位と、ゲームを代表する魅力的な選手たちを擁するスコッドにより、大きな期待を背負って今大会に臨んでいます。
オーストラリアはプールステージを無敗で終えることはできませんでしたが、最も厳しいプールに入った中でノックアウト進出を果たしたことに誇りを持っています。初戦でサモアに勝利し、第2戦のヨークではアメリカと引き分け、希望をつなぎました。第3戦はイングランドに敗れましたが、得失点差で準々決勝進出を確定しました。経験値ではカナダに及びませんが、世界屈指のスピードと切れ味を誇るバックスを擁し、勢いに乗るチームを破って大会に足跡を残そうとしています。
キックオフ: 9月13日(土)16:00 BST
会場: アシュトン・ゲート(ブリストル)
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カナダ代表
カナダ代表注目選手:多才なセカンドローSophie de Goedeは、前線でのパワーに加えてゴールキックでの得点力を備えています。しかし、ここで注目すべきは危険なフルバックJulia Schellです。大会前には彼女の名前を知らなかったファンもいたかもしれませんが、初戦のフィジー戦で6トライ(そう、6トライ!)を決めたことで、その能力を世界中に知らしめました。オーストラリアが勝機をつかむには、彼女を封じ込める必要があります。
オーストラリア代表
オーストラリア代表注目選手: ワラルーズの刺激的なバックスリーは平均年齢22歳という若さですが、決して侮れない存在です。最も多くキャップを重ねているDesiree Millerと、最年長(といっても25歳)のMaya Stewartがチームを支えています。そして勝敗を分ける存在となり得るのが、Schellと同じフルバックの18歳Caitlin Halseです。彼女はここまで3試合すべてに出場し、すでに4トライを記録。Schellや大会得点ランキング上位との差はわずか2本です。
カナダ代表のコメント
Kevin Rouet(ヘッドコーチ ):
「大きな変更はありません。私たちは普段から多くの変更をしませんが、控え選手が先発と同じくらい強力であることは大事です。準々決勝のような試合では、ベンチメンバーは先発と同じくらい重要です。スコットランド戦でもベンチが大きな影響を与えましたし、接戦ではさらに重要な役割を果たします。過去3年間で築いてきたものがあり、32人のスコッド全員を信頼しています。」
Alex Tessier(キャプテン ):
「良い位置につけていると思いますが、それは同時にプレッシャーのかかる立場でもあります。それでも、プレッシャーは特権ですし、土曜日の素晴らしい戦いを楽しみにしています。スコットランド戦から多くの学びを得ましたが、普段のようなプレッシャーをかけられなかったのが反省点です。今週は修正を重ねており、チームにプレッシャーを与えていく準備ができています。いくつかのミスを直しましたが、大きな問題はありませんでした。」
オーストラリア代表のコメント
Jo Yapp(ヘッドコーチ ):
「イングランド戦から多くの自信を得ましたが、今週は特に重点的に修正すべきポイントに取り組んできました。私たちは意気込んでいます。試合を動かす選手たちは意思決定の違いを理解していて、それはプール戦とは違う部分です。その重要な瞬間を意識して準備してきました。」
Siokapesi Palu(キャプテン ):
「チーム全体の自信が大きく高まっています。週を追うごとに成長しているのが分かります。イングランドのようなトップチーム相手に、最初の30分であのようなパフォーマンスを出せたのは驚きでした。それが私たちに自信を与えてくれました。」