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今週のオールスターファンタジーチーム

全てのスタッツが出揃い2連覇中の王者が多数を占る中で、カナダもそれに劣らない存在感を見せました。

なんという週末だったでしょう。エクセターでは2試合の「壮絶な戦い」、ブリストルでは「激闘」が繰り広げられました。その結果、世界のトップ4チームが準決勝に進出しました。

その前に、4試合連続でファンタジーチームに名を連ねた選手、勢いが止まらない選手、そして最も目を引いたフランスのフォワードは誰なのか、見ていきましょう。

ファンタジー女子ラグビーワールドカップは、いよいよ熱を帯びています。

プロップ

Linda Djougang(61点)は、フランス戦でトライを挙げ、24回のキャリー(チームメイトのAoife Waferの26回に次ぐ)と13本のタックル(アイルランド選手として最多)を記録し、初めて今週のチームに選ばれました。今大会でのベストパフォーマンスであり、大番狂わせの引き金になりかけました。

Kelsey Clifford(52点)は第2節以来の選出です。スコットランド戦で2トライを挙げ、今大会通算5トライに到達。プロップとして最多、全フォワードの中でもアメリカのFreda Tafuna(6トライ)に次ぐ数字です。

フッカー

Georgia Ponsonby50点)は試合を重ねるごとに調子を上げており、次に対戦するカナダにとっては厄介な存在です。南アフリカ戦ではトライとラインブレイクをそれぞれ1本アシストし、15タックルを記録。ブラックファーンズはこの試合で252タックルを記録し、南アフリカの84を大きく上回る 徹底したディフェンスを見せました。

セカンドロー

Sophie de Goede(106点)は再び選出。毎ラウンドで今週のチームに名を連ね、4試合中3試合で最高得点を記録しています。彼女の素晴らしさを説明する言葉は尽きてきました。オーストラリアとの準々決勝は、彼女にとって4試合連続で「10回以上のキャリー」と「得点」を同時に達成した試合であり、これを2回以上成し遂げた選手は他にいません。さらに進化を続けており、この106点は他のタイトファイブ(プロップ、フッカー、セカンドロー)の中で次点より25点多く、彼女自身の初戦の記録より38点上回っています。

Madoussou Fall Raclot41点)は、アイルランドが全力で攻め込んできた中でフランスを試合に踏みとどまらせる大きな働きをしました。特に風の影響を受けた前半において重要な役割を果たしました。彼女は30本のタックルを成功させ、今節最多であり大会全体でも2番目の数字です。失敗はわずか2本という驚異的な働きでした。

ルースフォワード

Kaipo Olsen-Baker(82点)は、初戦のスペイン戦で足首骨折が疑われたケガからの復帰を完遂しました。準々決勝で復帰すると、2トライを挙げ、26本のタックルでチーム最多を記録しました。

Caroline Crossley(57点)も復活。ウェールズ戦とスコットランド戦で低調なスコアに終わっていましたが、この節ではディフェンダー7人をかわし、ラウンド最多を記録しました。

Charlotte Escudero55点)は、フランスの逆転劇を始動させる重要なトライを挙げました。さらにチーム最多となる12回のキャリーを記録し、タックル数でも25本で3位となるなど、疲れを知らぬ働きを見せました。

スクラムハーフ

Justine Pelletier(43点)は初の選出。カナダの勝利に不可欠なチャンスを生み出しました。試合最多となる2トライアシストと2ラインブレイクアシストを記録。今大会での通算トライアシスト数は6で、イングランドのMo Huntと並び最多です。

スタンドオフ

Holly Aitchison51点)は今大会初先発で、落ち着いたパフォーマンスを見せました。1トライを挙げ、コンバージョンも6本中5本成功。合計15点は今節最多得点であり、イングランドの選手起用をさらに悩ませる結果となりました。

England v Scotland - Women's Rugby World Cup 2025 Quarter Final
BRISTOL, ENGLAND - SEPTEMBER 14: Holly Aitchison of England successfully kicks a conversion during the Women's Rugby World Cup 2025 Quarter Final match between England and Scotland at Ashton Gate on September 14, 2025 in Bristol, England. (Photo by Molly Darlington - World Rugby/World Rugby via Getty Images)

センター

Florence Symonds(46点)はカナダから4人目の選出となり、今大会での最多記録です。2ラインブレイクと1トライアシストで自己最多得点を更新。さらにタックルでターンオーバーも奪い、ディフェンス面でも貢献しました。

Stacey Waaka(45点)は今大会通算184点で、フランスのGabrielle Vernierに次ぐ成績です。準々決勝ではディフェンダー2人をかわし、2ラインブレイク、さらにトライアシストも記録しました。

アウトサイドバックス

Braxton Sorensen-McGee(79点)は直近4ラウンド中3回でバックス最多得点を記録。通算364点は大会最多であり、300点を超えているのは彼女とチームメイトのJorja Miller(306点)の2人だけです。今回も2トライを挙げ(通算8トライで大会トップ)、さらに2本のコンバージョンを加えました。

Renee Holmes(78点)はチームメイトに迫る活躍で、2トライ、2ラインブレイク、ディフェンダー突破3回、トライアシスト1本を記録しました。

Abby Dow50点)はニュージーランド勢の独占を崩しました。スコットランド戦でトライを挙げ、キャリー距離113mは今節2位。Dowは安定感抜群で、ここまで3試合連続で55点、45点、50点と安定したスコアを記録しています。

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