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ラグビーワールドカップ・デイリー - 9月21日(日)

準決勝の激闘から最新情報をお届けします。歓喜のイングランド、涙のフランス、そしてRuby Tuiの“ボロボロの”マウスガードまで…。

準決勝のベストアクション

女子ラグビーワールドカップ2025は大きな節目の週末を迎えました。2試合とも素晴らしい内容で、決勝に進むにふさわしい2チームが決まりました。

地元の大観衆の期待と、闘志あふれるフランスの挑戦を受けたイングランドは一時揺さぶられましたが、最終的には突き放して7大会連続の決勝進出。これで32連勝となりました。35-17での勝利のハイライトはこちらです。

その前には、カナダが実に11年ぶりの決勝進出を果たし、そのスピード、パワー、そして高精度の実行力を見せつけました。開始24分で17-0、前半終了時で24-7と大きくリードを奪い、6度の優勝を誇るニュージーランドに反撃の隙を与えないまま、34-19で快勝。初優勝へ大きなチャンスをつかみました。

歓喜のイングランド、力をくれた観客たち

ホームでワールドカップを戦えるのは一世代に一度の機会。そして、決勝を82,000人超の観衆の前で戦えるのは、また別格の舞台です。

「大会の最初からずっと感じてきました。観客の皆さんには感謝しきれません。私たちは皆さん一人ひとりを愛しています。本当に大きな意味を持っています」とキャプテンのZoe Aldcroftは試合後に語りました。

前キャプテンのMarlie Packerもその気持ちを共有しています。「この3年間の積み上げがありました。今日ピッチに立った32人の選手だけでなく、ここに至るまで大きな努力がありました。

今週末のアシュトン・ゲートの雰囲気は素晴らしかった。観客が後押ししてくれたからです。アリアンツ・スタジアムにそのまま勢いを持ち込んで、この機会を楽しみたいです」

涙のフランス、9度目の壁

フランスは準決勝での戦績がこれで99敗。試合後、ピッチには涙に濡れたレ・ブルーの顔が並びました。

望む記録ではありませんが、フランスには銅メダルマッチでの好成績があります。これまで7度、気持ちを切り替えて3位を勝ち取ってきました。

次は、これまで大会を支配してきたニュージーランドとの3位決定戦。927日(土)1230分(英国時間)キックオフ、見逃せない一戦になりそうです。

RWC 2025の精神は健在

今大会、選手たちは次世代のファンのために時間を惜しまず交流してきましたが、カナダのスーパースター、Sophie de Goedeは準決勝後にさらに特別な行動を見せました。

ファンだけでなく、ライバルへのリスペクトも示されました。準決勝でニュージーランドを退けた直後、Asia Hogan-Rochesterが相手ウイングのBraxton Sorensen-McGeeを称える姿は印象的でした。

Ruby Tui、マウスガードを取り戻す

ニュージーランドのレジェンド、Ruby Tui は決勝の舞台に立つことはできませんでしたが、代わりに2021年大会優勝時の記念品を取り戻しました。

BBCのライブ映像でその瞬間をご覧ください。

どうやら彼女はすぐに口にはめたそうです。これぞラグビー。

ロンドンで史上最大の女子決勝戦へ

927日(土)16時キックオフ、ロンドンのアリアンツ・スタジアムで行われる決勝戦は、すでに82,000人超の観衆で完売しています。

世界中でライブ放送されるこの一戦、絶対に見逃せません。

まずは今週、決戦に向けた口撃戦からスタートです

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