誇り高きヨークシャー出身で、イングランドの不動のナンバーワンFBであるEllie Kildunneは、ヨークがラグビーワールドカップ2025(RWC 2025)のプールステージ6試合を開催すると聞いて、大きな喜びを感じました。
この街の新設されたコミュニティ・スタジアムは、2021年のラグビーリーグワールドカップに先駆けて開場されましたが、今回ここで、前回王者のニュージーランド、世界ランキング2位のカナダ、そしてIlona Maher率いるアメリカといった強豪チームの試合が開催されます。地元の人々にとっては世界トップレベルのプレーを目の当たりにする貴重な機会となり、世界中から訪れるファンにはヨークという街の魅力を発見するチャンスとなるでしょう。
ここからは、ヨークが誇る「街の娘」Ellie Kildunneによるおすすめ情報です。
ヨークがRWC 2025開催地として素晴らしい理由
ヨークで国際スポーツイベントが開催されるというのは、人々にとってとても大きな意味があります。ヨークの住民はみんなヨーク出身であることを誇りに思っていて、多様な背景を持つ人々を迎え入れることが大好きです。だからこそ、コミュニティ・スタジアムはまさに理想的な会場なのです。
イングランドの魅力が詰まった街
ヨークはとてもクールな街で、豊かな歴史が随所に感じられます。芸術的で、歩くだけで見るべきものがたくさんあります。
私がヨークを訪れるたびに、毎回新しい発見があります。それほど活気に満ちた街なのです。
試合前に楽しめることがたくさん
ヨークには見どころが本当にたくさんあります。
ヨーク・ミンスター(York Minster)は世界でも屈指の大聖堂のひとつです。街の中心をぐるりと囲むシティ・ウォールズ(City Walls)は、素晴らしいウォーキングルートになります。ヨーヴィック・バイキング・センター(Jorvik Viking Centre)では、古代のヨーヴィック(古代ヨーク)について学ぶことができます。
そして、シャムルズ(The Shambles)、ナショナル・レイルウェイ・ミュージアム(National Railway Museum)、ゴースト・ツアー、シティ・クルーズ、競馬場……まだまだ紹介したい場所がたくさんあります。
ただ街を歩き回るだけでも、きっとがっかりすることはありません。
おすすめの飲食店とスポーツ観戦スポット
スポーツ観戦には、キーストーンズ(Keystones)やストーンボウ・パブ(Stonebow Pub)がおすすめです。美味しい料理と素晴らしい雰囲気が楽しめます。
ぜひ立ち寄りたい地域のラグビークラブ
ヨーク・エイコーンRFC(York Acorn RFC)とネスレ・ラウントリー(Nestle Rowntree)は、この地域で活動しているクラブで、グラスルーツ・ラグビーの発展に貢献しています。
この地域で女子ラグビーを“燃え上がらせる”させるきっかけに
RWC 2025の試合がコミュニティ・スタジアムで開催されると聞いたときは、本当にワクワクしました。この地域が、トーナメントの象徴的な試合を開催できるというのは素晴らしいことです。そして、それがきっとイングランド国内で女子ラグビーに火をつけるきっかけになると信じています。
この大会が、地域の若い世代がラグビーボールを手に取るきっかけとなってくれたらと願っています。